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『「ソーンダイク博士」序文』オースチン・フリーマン 著・妹尾韶夫 訳

『「ソーンダイク博士」序文』

 だが、その快感を味わわせるためには、推理小説はつぎの三つの条件をそなえていなければならぬ。
(一) その謎は、当らずといえども遠からずという程度に、読者にもすこしは解決できるように提出されなければならない。
(二) 探偵の口をかりて説明する作者の解決は、誰にでもうなずける、完全で、決定的なものでなければならぬ。
(三) 推理の材料を読者にかくしてはならない。解決を説明するまえに、あらゆる持札を、全部正直にテーブルのうえに並べなければならない。

オースチン・フリーマンによる『「ソーンダイク博士」序文』の一節です。

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個人で楽しむ範囲でご利用ください。

  • なぞり書きシートはB5サイズの紙に最適化されています。
  • 用紙は万年筆インクの滲み・裏うつりの少ない コクヨ コピー用紙 がオススメです。

海外の推理小説もほどほどに読んでいたつもりだったんですが、オースチン・フリーマンという作家さんも、彼が創作した探偵「ソーンダイク博士」も初めて目にする名前でした。

Wikipediaによると、ソーンダイク博士というのは「オースティン・フリーマンの推理小説に登場する法医学者であり(中略)当時ホームズと人気を二分していた」のだそうです。

かなり人気だった様子がうかがえます。

だけど私の中の人気探偵といえばやはり「名探偵ポワロ」に「シャーロック・ホームズ」。そして、探偵ではないけれど、怪盗アルセーヌ・ルパンも大好きでした。

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