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「呪の金剛石」野村胡堂

呪の金剛石

光沢や切りようは、疑いもなくダイヤですが、色があまりに鮮麗な青(ブリュー)ですから、どうかしたらエメラルドかも知れないと思いました。
 が、エメラルドにしても、こんな素晴らしい品は、ジュマの小説の中へ出て来るモンテ・クリスト伯なら知らず、実在にはローマの大寺院や、ロシアの旧ロマノフ家にもあろうとは思われません。キャラットにして、百二十、いやどうかしたら百五十以上あるかも知れないのです。

小説の中のエメラルドに心奪われた方必見!実際の宝石の輝きをチェックしてみよう

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個人で楽しむ範囲でご利用ください。

  • ガラスペンで書きやすいように大きめのフォントを使用しています。
  • 用紙は万年筆インクの滲み・裏うつりの少ない コクヨ コピー用紙 がオススメです。
この文章のポイント

エメラルドといえば緑色のイメージなのですが、この文章では青(ブリュー)と描かれています。明治から昭和にかけての日本では緑色を「青」と呼ぶ習慣があったようなので、その名残かもしれませんね。

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